ボランティア団体の活動を応援する方法には、いくつかの形があります。よく目にする「寄付」と「寄贈」。似た言葉ですが、指すものが少し違います。違いを知ると、自分に合った応援の形が見つけやすくなります。
寄付は、主にお金を贈ること
「寄付」は、団体や活動に対してお金を贈ることを指すのが一般的です。たとえば、子ども食堂の運営費、被災地支援の活動費、保護動物の医療費など、活動を続けるためのお金として使われます。金額を自分で決められる場合が多く、遠くに住んでいても、現地に行かなくても応援できるのが特徴です。「お金で応援する」というと少し身構えてしまうかもしれません。でも、寄付は「活動を続けてほしい」という気持ちを、確かな形で届ける方法のひとつです。
寄贈は、モノや物品を贈ること
「寄贈」は、お金ではなく、モノや物品を贈ることを指すのが一般的です。たとえば、食品、日用品、本、おもちゃ、文房具など。家庭で余っている食品を集めて届ける「フードドライブ」は、寄贈の代表的な形です。使われずに眠っているモノが、誰かの役に立つ。そんな「もったいない」を「ありがとう」に変える活動ともつながっています。寄贈するときのポイントは、相手の求めているモノかどうかを確認することです。賞味期限や状態の条件が決まっている場合もあるので、募集の案内をよく読んでから贈りましょう。
もうひとつの応援、「時間」を贈るボランティア
お金とモノのほかに、もうひとつ大切な応援があります。それが、自分の「時間」を贈るボランティアです。現場で手伝う、子どもと遊ぶ、食品を運ぶ、イベントの運営を支える。時間を使う応援は、活動の現場に直接関わるからこそ、相手の笑顔や活動の様子を自分の目で見ることができます。寄付・寄贈・ボランティア。どれが偉い、というものではありません。お金に余裕があるときは寄付、家に眠っているモノがあるときは寄贈、時間があるときはボランティア。自分の今の暮らしに合った形で、無理なく関わることが、長く続けるコツです。
自分に合った応援の見つけ方
応援の形を選ぶときは、次の3つを考えてみましょう。
- 何を贈れるか:お金、モノ、時間のうち、今の自分が無理なく出せるものはどれか
- どんな活動を応援したいか:子ども、環境、動物、地域、防災など、気になるテーマはどれか
- どんな関わり方が心地よいか:そっと支えたいか、現場で一緒に動きたいか
たとえば「食品ロスを減らしたい」と思ったら、フードドライブへの寄贈から始めるのもいいでしょう。「子どもたちの居場所を応援したい」と思ったら、子ども食堂のボランティアに参加してみるのもいいでしょう。
カルセボでは、ボランティア募集だけでなく、寄付・寄贈の募集も無料で掲載しています。気になる活動があれば、まずはのぞいてみてください。